プラットフォームづくり

 2015年12月「やちまたを日本一魅力ある街にするために、一人ひとりが主体的に行動するグループ」として市民有志で立ち上がった「やちまた若者サミット」、毎月第三木曜日に定期的に開催され、市民の各世代が交流、互いの意見を尊重しながら、ともにまちづくりを進めるためのプラットフォームが動き出した。ここでの提案とブラッシュアップ、連携により「ちば起業家応援事業」や「ちばクラフトビアガーデン」、「やちまたふくしフェスタ」、「RUN判」など八街市において新たな企画が実施されています。
 毎回市内外より、新たなメンバーが参加し繋がりが広域化、多様化しています。今後は若者(中高生や大学生)が自立した主体としてまちづくりに参画できるプラットフォームを目指します。

若者が集える駅前づくり

 駅を単なる移動のための「通過の場」から「集いたい場」へ、八街駅北口広場は市有地として管理されています。現在、月一回の「やちまた駅北口」や臨時駐車場として活用されていますが、市民が望む、地域が元気になるような活用ができていませんでした。
 そこで、2018年から市民有志の実行委員会が主催する千産千消の地域活性を目指したイベント「ちばクラフトビアガーデン」を八街駅北口市有地で開催することの応援を通じ、駅前活性化に取組んでします。
 初年度実績として、7月~9月(土)11時~17時で計8回実施(1回台風中止)7回の動員は市内外から延べ1,800名を超えました。今年度は、年明けから県内各地からイベントオファーとともに、八街市においても八街駅北口広場を会場に、7月7日~15日の(平日17時~21時、土日祝11時~17時)初めての連続と夜間開催へと挑戦しています。

ちば起業家応援事業

 2015年から始まった千葉県と連携し地域内で継続的に起業家を応援・支援する仕組みをつくり、人的ネットワークの形成と、地域の素晴らしい「ひと・もの・こと」の再発見から新たな繋がりを広げることを通じ、シビックプライドの醸成と、特に若者(中高生や大学生)の参画を促進し持続可能な地域づくりを目指すイベントである、ちば起業家応援事業「ちば起業家交流会」を4年連続の八街市開催を実現。毎回テーマ設定し、市町村や圏域の垣根を越えた広域連携やSDGs(持続可能な開発目標)、社会の主体としての若者(中高生や大学生)の参画の有り方等、起業や創業への機運の醸成に取組んでいます。
 この事業への関わりにより、千葉県内各地で地域づくりに燃える若者や団体、行政職員等との出会いが、新たな繋がりとなり、広域での連携を応援しています。
※2019年は10月10日(木)17時~20時 小谷流の里ドギーズアイランドで開催。

地域活性化のための拠点づくり

 多くの市民との出会いから「生まれ育ったまちを元気にしたい!」「何かをしたいがどうして良いかわからない」「一人では出来ないが、誰かと一緒なら」等八街を、地域を愛してやまない市民が多いことがわかった。地域活性化の促進には繋がるきっかけや場の整備が必要と考えています。NPO法人やちほこりの設立支援と、人とひととが繋がる場として、八街初のコミュニティカフェ&コワーキングスペース nuts up?(ナッツアップ)が2019年4月八街駅南口商店街にOPEN、新たな地域づくりの拠点が誕生しました。この活動を全力で応援しています。